EDDY MERCKX Team SC Sloping（続き）

	★フレームの素材は、スカンジウムを混入させたアルミ合金であるSC7000。SC7000はアメリカEASTON社の商品名であるようだ。ダウンチューブは楕円、他のパイプは真円に近い形である。この形状はスカンジウムパイプの特徴らしい。 ★エアブラシでの塗装も綺麗ではあるのだが、コルナゴの洗練されたデザインにはかなわない。
★クランク、BBだけは7400系デュラエースを使っている。特にこだわりがあるわけではないが旧来パーツの使い回しをしていた流れである。ただ今回、クランク長を172.5mmに変更した。 ★ペダルは、タイムエキッププロチタンマグ。軽めではあるが、最近出たタイムのアタックペダルよりは重い。 ★チェーンステイの黒い部分はカーボンシートをアルミパイプに巻いている。
	★チェーンステイのカーボン巻き部分の拡大。これがTeam SCモデルの特長。ショック吸収と反応性の良さを併せ持たせるための細工らしい。確かに、カーボンチューブに交換するより反応性は良さそうな気がする。 ★ホイールは96年から使い続けているスピナジー。平地系レースでは圧倒的なアドバンテージがある。ただ、前後で2kgと非常に重い。
★ステム、ハンドル、コラムキャップはすべてITMのミレニアム。最軽量ではないが、そこそこ軽く十分な剛性がある。パーツ選びの際は、耐久性などを考えて最軽量なものより少し重いものを選ぶようにしている。 ★メーターは、ポラール Xトレーナープラス。
	★フォークブレードは広いが、前から見ると薄くなっている。空力を考えられた扁平フォークである。 ★ヘッドチューブとフォークの間はヘッドパーツなどが見えないインテグラル型。今回初めてアヘッドタイプを使うことになったのだが、さらに、オーバーサイズ、インテグラル型と最先端のものを一気に使うことになった。 ★タイヤはミシュランアクシアルプロライト。旧モデルのため安く、お気に入りのモデル。
★サドルは、サンマルコの2002年からのニューモデルASPide（アスピデ）。160gと軽量だが、そこそこクッションも効いていてなかなか良い。 ★シートポストは、ルックのエルゴポスト。以前、モノチタンに付けていたものの再利用。

フレーム：	EDDY MERCKX Team SC Sloping（480mm C-T）
フォーク：	EDDY MERCKX カーボンフォーク
メインコンポ：	シマノデュラエース（7700、7400混在）フロント52-39、リア12-21
ホイール：	スピナジークリンチャー（96年モデル）
タイヤ：	ミシュランアクシアルプロライト（700×23c）
ハンドル：	ITMミレニアム（400mm）
ステム：	ITMミレニアム（110mm）
ペダル：	タイムエキッププロチタンマグ
サドル：	サンマルコ ASPide
シートピラー：	ルックエルゴポスト