|
2000年春、インターネットで自転車ショップの広告を見ていたら、コルナゴC40が当時としてはかなり安い値段で出ていた。
その前年秋にはインターマックス サンペレグリーノを購入していたし、モノチタンもあった。普通に考えれば買わないところだが、鉄フォークのC40も今後は手に入らなくなることを考えたりしているうちに、どうしても欲しくなり買うことになってしまった。
ショップは前橋のタキザワ、高速を使って車で行って購入。その場で、ヘッドパーツとBBを入れてもらった。それを持ち帰り、毎日少しずつ計1週間かけて、モノチタンのパーツを移植して、自分で組み上げた。
その後、ヘリウムをイケイケさんに転売し、なるしまフレンドで新しい軽めのホイールを組んでもらった。さらにサドル、シートポストなどを変更し、この写真の状態になっている。これは、2001年JCRC川場ヒルクライム大会直後に撮ったもので、レースに出た状態のままのセッティングである。つまりこの自転車としては最軽量の状態で8.0kg。
普通は、もっと重い練習用のホイールを着けているし、ボトルケージも2個、サドルもロールスのほうが好きである。
同じコルナゴのモノチタンから乗り換えて思ったのは、C40のほうがしなやかであること。同じカーボンでもBSはゴムを踏んでいるような感じだったけど、こちらはバネのようで気持ちがいい。その上、モノチタンより疲れない。非常に満足度の高い乗り心地である。
前のモノチタンは、レースにも練習にもあまり使わず、お座敷自転車と化していたが、C40には良く乗っている。練習でも、登り系のレースでも何でも積極的に使っている。ただ、フレームの中に水が入りやすいので、雨とか濡れると分かっている時には、インターマックスで出かける。
塗装は予想外に強かった。クリアー層が厚く、小さな傷がついても、コンパウンドで磨けばだいたい落ちてしまう。
総合的には、走りも良く、形・塗装も美しく、非常に気に入っている自転車である。
★2002年6月に購入したEDDY MERCKX Team SC Slopingが登りレースを含めたレース用バイクになったため、C40をレースに使うことはなくなりました。今は、天気の良い日の練習などだけに使っています。今後も大事にして、長く乗っていきたい1台です。
★2006年2月、新しい自転車（LOOK KG 585）の導入に伴い、パーツ類を外し押入れの奥に保管しました。何年か後に必ず復活させようと思っています。
|
