◆低レベルな英語でも◆
　−チュニジア／フランス旅行 備忘録(1)−

　7/17〜7/26まで10日間チュニジア、フランスを旅した。これはその備忘録(1)。

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　チュニジアはフランスの実質的な植民地だった時代があったらしい。観光客はフランス人が多いし、現地の言葉の次に通じるのはフランス語だ。
　これには困った。タクシーを捕まえても行き先をうまく伝えられない。駅のチケット売場でも相手が何を言っているのかまったく分からない。向こうは慣れている母国語ではなく、無理してフランス語で話しかけてくれているのだが、まったく分からないのだ。「英語はしゃべれるか？」と訊いても、なかなか「Yes」という答えは返ってこない。
　一番困ったのが食事のオーダー。メニューに何が書いてあるか分からないし、英語で質問してもはっきり分かる答えが返ってこない。これで美味しいものを食べ逃したことは少なくなかったと思う。
　これはチュニジアだけでなくフランス国内でも似たようなものだ。外国人観光客相手のレストランやショップ以外では、それほど通じない。

　私の英語力はかなり低いレベルだ。相手が簡単な単語を使ってゆっくり話してくれればなんとかなるなる場合もあるが、それもある程度まで。相手の言っていることを理解すること、こちらの欲しいものや考えていることを伝えることにもかなり苦労する。
　しかし、そうは言っても、ある程度単語と文法が分かるということは、すごく便利なことだったのだ。

　フランス語では、魚も羊肉も鶏肉も分からない（旅の最後のころには少し覚えたけど）。困った。
　まぁ、そうは言っても、何とかガイドブック片手に単語の羅列で、問題なく旅を続けることができた。それはそれで、一つの収穫だった。

<2004/07/28記述>