◆最近、料理が上達した？◆
自分で言うのも変だが、最近料理の腕が上達したと思う。
と言っても、「絶品！」と叫びたくなるような美味しいものが作れるようになったとか、特別な秘伝の料理をマスターしたとか言うわけではない。
「では、なにが上達なのか？」というと、スピードアップと、あり合わせの材料で名無し料理を作るのがうまくなったこと。
「なんだ」と思われる方も多いかも知れないけど、これは実生活上では非常に重要なこと。仕事からの帰った後、30〜40分くらいで、適当な（ほんとうにいいかげんな手抜きの）おかずを2〜3品、サラダ、味噌汁などを揃える。これは以前の半分くらいの時間のような気がする。
冷蔵庫などにある材料だけで作ることになるので、頭も使うし、制限も多い。いいかげんな料理ではあるが、ウイークデイ夜は時間がないので仕方ない。
このような上達の原因は二つ。
あり合わせの材料で作れるようになったのは、慣れ親しんだ調理が楽な食材を帰宅経路で買えなくなったから。
2000年末に通勤経路を変え、遅くまで開いている食料品店がまったくない駅から帰って来ることになった。
以前は私が料理当番の時は、遅くまで開いているスーパーで簡単に調理できるもの（刺身とか焼き魚とか）を買っていた。今はそういうこともできず、冷蔵庫、冷凍庫、ストッカーの缶詰などの食材で作るしかない。
早くなったのは、料理頻度が増えたこと。
家内が昨年から長期の業爆状態で、ウイークデイは私が晩御飯の準備をすることが多くなった。
また、私が帰宅し、家内が帰宅するまでの短い間に作り上げなくてはならない機会も増えた。その結果、だんだんてきぱきとできるようになり、また、手を抜くのがうまくなったのだと思う。
それにしても、しっかり料理を習ったわけでもないし、短い時間と限られた材料で作るのだから、ちょっと違うが似たような料理ばかり。
作ってあげるにしろ、あまり変化のないメニューにまったく文句を言わない家内には、感謝しなくてはならない。
次なる上達は、、、スピードと限られた食材のなかで、いろいろなバリエーションに富んだ料理を生み出せるようになることなのだろうが、、、難しいな。
<2001/10/07記述>