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★シマノ鈴鹿ロード（1999/8/28･29）★

【●8月28日(土) マスターズM30+ A1　3周17.592km】

　4時に宿を出て買い出しの後、駐車場に入る。かなりゲートに近いところに止めることができる。あたりはまだ真っ暗。ゲートが開き、荷物をいつもの場所S字コーナーに運び簡単に設営、その後2周ほど試走する。
　その後設営の続きや準備などをしていると、あっと言う間に召集時間。天気は良く、9時前だがもう30度は超えている。
　今回は、自転車はBSカーボンのみ。ホイールはスピナージと横風用にヘリウム。今日はスピナージで臨む。
　で、スタート。昨年どおりシケインまではがんばり40番手くらいに着ける。下りは昨年学んだようにあまり踏まない。しかし、縦長の展開になったりする。1周目終わりのストレートに入るまでにだいぶ順位を落とす。ここのストレートで踏んで順位を挽回する予定なのだが、心肺がかなりきつい。結局あまり順位を上げることなく、40〜50位くらいで2周目に入る。2周目も辛い。なかなか裏側では順位を上げられないし、去年は平地だと思っていた軽い登りでも少し遅れる。
　で、2周目の終わりから3周目にかけての長いストレートの登りで、集団の一番後ろになり、シケインの先で集団から徐々に切れる。去年は登りとも思わなかったこのストレートでいっぱいになりシケインからの下りで切れるなんて、、、。その後は、周りの数人と一緒に走るが集団にはもう追いつけない。
　結局、トップから1分半遅れの27分59秒80の72位。信じられないような不本意な結果に終わる。

　吉田、川崎さんは同一時間帯なので応援はできなかったが、昼近くの太郎くんのレース（中学生クラス）は、皆で応援する。レースは、パインヒルズのJCRC Sクラス選手とGIOSのチームプレーとの戦いだったようだが、太郎くんは、その戦いの数十秒後を単独で走る。やはり集団慣れしていないのかちょうど良い周りがいなかったのか、不利な走り方ではある。でも、しっかり初レースを中段でゴールをする。

【▲8月28日(土) チームロード A1　3周17.592km】

　今回は平塚が欠場。チームTTのために、どこかで代わりの選手を見つけなくてはならない。吉田が会社の横内くんという後輩に声をかけて、参加してもらうことになる。吉田の話では、横内くん、大学の自転車部で登録していたらしい。では、彼に合わせて陣容をもう少ししっかり整えようということになり、川崎さんには断念してもらい、岩崎さんに加わってもらう。
　吉田、宇津、横内くん、岩崎さん、良くは分からないがそこそこのメンバー。28分台は確保できそうだ。

★スタート前、まだみな余裕がある

　が、吉田の1日目のレースは私以上に不本意な結果だったようだ。あとの二人は私と吉田以上の脚力。これは吉田と私が辛いことになりそうだ。
　で、スタート。1周目は順調にローテーションをし、かなりのハイペースで進む。1周目終了時は9分を切っている。かなり速いが、2周目に突入する登りで、すでに吉田が遅れ始める。ここは周りが吉田に合わせたが、2周目の裏の登りで、いっぱいになり吉田はリタイア。
　残る三人のうちもっとも脚が無いのは私。他の二人に合わすのは強烈に辛い。2周目は下りで少し引いたりしたが、3周目に入る登りでは二人にかなり待ってもらうことになる。2周目のラップは10分半強くらいか。

★2周目終了時。もう私はヘトヘト

　3周目は私がばてばてなので、横内くんと岩崎さんはかなりセーブしてくれている。その上、横内くんが引きっぱなし。ダンロップに行くまででかなり回復し、スピードを上げてくれるよう頼んだが、風にかき消され伝わらない。最後の登りは全力でがんばったが、大きく遅れて、3周目は12分半を過ぎていたと思う。
　結局、32分7秒66。これは川崎さん、平塚がいた昨年の記録よりも悪い。ひとえに吉田と私の出来が悪かったためだろう。助っ人で入ってもらった横内くん、岩崎さんには、申し訳ない結果だった。それにしても、去年、一昨年の川崎さんの立場を味わってみると、これはほんとうに死ぬほど苦しい。来年の出場はやめようかと悩んでしまう。

【×8月29日(日) マスターズM30+ B2　3周17.592km】

　昨日は登りで遅れたこともあり、藁をも掴む思いで今日は前後ヘリウムで行く。8.5kg前後で、昨日より500gは軽い。ほとんど修善寺、川場仕様だ。
　今日はとにかく力を温存し、集団について行くことが目標である。
　スタート後、ちょっと怖いが1周目は昨日より集団の密集の中により深く潜り込む。しかし、昨日のチームTTによる脚のダメージが残っている。その上、登りはともかくヘリウムだと下りも踏まなくてはいけない。結局1周目終了時にはオーバーヒートのような感じでいっぱいになり、2周目のシケインの手前で集団から切れてしまう。

★2周目、すでに集団は彼方先

　あとは苦しさと、モチベーションを失ってしまったことで、ペースを落としてしまう。結局、2周目の終了時で自らリタイアをする。

　二日目、吉田もリタイア。川崎さんも今一つの不本意さの残る結果だったよう。太郎くんは、今日は小さな第2集団での展開。順位・タイムはよく分からないが、しっかりしたレースに見えた。

★吉田、頑張れ！

　エリート7周回に出た横内くんは、途中2人逃げをしたりと、すごく積極的な展開。すごいすごい！ 最終周の前の周でも良いポジションにつけている。「これは入賞か？」と思っていると、最終周では、集団から少し切れた状態。あとで聞くと、後輪のスポークが飛んだらしい。メカトラさえなければかなりのところにいけたはずだ。残念！

★逃げる横内くん

　そのとき聞いた話では、彼はTD沖縄市民200km完走者とのこと。おいおい、吉田くん、強い助っ人はありがたいけど、ちょっと脚力が違いすぎまっせ！


　結局、宇津、吉田、川崎さん親子のうち、何らかの収穫のあるレースをしたのは太郎くんだけだったような惨敗の2日間だった。レース後はいつもにも増して、ビールはなくなるし、けだるいムードが漂ったことは言うまでもない。

【レース結果】

　自分の結果から反省点を考えると、

1. 練習不足、特に今年は登り練習が少なかったことが響いた。
2. 下総もそうだったが、暑さに弱い。7、8月のもっとも暑い時期に、無理のない暑さ慣れの練習も必要だ。
3. チームTTで追い込むと次の日のレースに大きく響く。

　とにかく、6月末くらいからレースやハードトレーニングでオーバーワークになり、そこでの大酒→体調不良→練習不足という連鎖ができてしまった。来年は無理なく調整しよう。